>> 旅行携帯品チェックリストの説明                    小波盛佳

国内、海外の出張および一般旅行に持っていく物のチェックリストです。 これは実際に個人的に使用しているもので,男性用です。 あれっと思う変な物もあると思いますが、不要なものは無視して下さい。 個数も目安です。

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2002年08月03日文章改訂 

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目次

1.鞄類
2.衣類
3.身の回り品
4.洗面具類
5.薬袋
6.貴重品類
7.資料・文具
8.器材
9.みやげ
10.雑

1.鞄類

鞄の種類とサイズはなかなかくせもの。経験者に必要な大きさを聞く。最近では、出張,一般観光を問わず小さめが主流。
現地訪問先へ持っていく鞄や、ちょっと出かけるときのミニ鞄(ポシェットなど)を考慮する。
スーパーなどでもらうビニール袋をいくつか持っておくと、なま渇きの衣類,濡れたかさ,ごみ,着替えなどヲ入れるのに,何かと便利。

2.衣類

1)現地状況のイメージと数量
現地での生活をイメージして、実際に何がどれだけ必要かを自分で決める。
クリーニングに出す場合、ホテルによって土曜午後と日曜は休みというところもあるので注意。 なお、移動が多いスケジュールでは夕方頼んで翌朝受け取るという急行サービスがある。
衣料品を現地で買うのを前提として出かけるのは失敗のもと。思わぬ高いものを買わされたり,合うものがなかったりする。

2)パジャマ
日本、台湾など以外のホテルでは浴衣などはない。体調を崩さないために着慣れたパジャマを持参するのがよいが,不意の訪問者に耐えるこぎれいなものが望ましい。

3)作業服(作業のある仕事の場合)
必要に応じて用意する。米国の場合、工場内で作業服として統一的なものを着る習慣は少ないので、ケースごとに相談して決める。

4)替え背広
営業などで、礼を尽くす場合は替背広を用意する。外国の食事では服を汚しやすいので注意。

5)寒暖の変化
目的地の暑い、寒いを考慮して服などをを選ぶが、例えば寒い地方に行っても、移動以外で実際に寒い所で仕事することは少ない。 寒さに対しては重ね着する方法が便利。革製のベストなどは軽くて容易に寒さを防げる。 ジャケットの下に着られるセーターを一枚用意するのもよい。

3.身の回り品

1)靴
靴を荷物として持つのは、かさばって不便である。 現場で安全靴(米国などではつま先にプラスチックの硬いものが入っているだけでよい)を要求される場合は、一般の靴でその対策をしてあるものを全行程中利用するのが便利。 普通は,はき慣れたカジュアルな靴が楽。

2)眼鏡の予備
必需品。単純なシニアグラスぐらいはどこでも買えるが、急場に間に合わないこともある。

3)傘
仕事では傘が必要なことは少ない。ただし,雨の多い地域(米国のポートランドなど)に行くときは傘が必要。 100g程度の軽い傘も売られているので,一本持っていると便利である。 スコールのある地域の観光では,傘がないと大変。

4)目覚まし
ホテルにはたいてい目覚ましがついているが、慣れないと失敗することがある。 法律家によれば,目覚ましがうまく働かなくても損害賠償の対象にはならないそうである。 モーニングコールは責任を持ってもらえる。それが嫌なら自分の目覚ましを携帯するしかないが,とんでもないところで鳴り出さないように注意。

5)スリッパ
米国などのホテルには通常スリッパがないので、日本人には携帯スリッパが欲しい。飛行機の中ではこれと耳栓、目隠しが便利。不眠状態で目隠しを使うと解消に役立つ。

6)サングラス
自然の中ではサングラスがないとまぶしくて困ることが多い。室内が中心の生活をしている人にとっては特に必要。

4.洗面具類

1)手かみそり
電源トラブルや故障などの電気かみそりが使えない状況を想定し,1個持っておけば安心。ついでに爪切りも入れておく。

5.薬袋

薬は大事。持病の薬はもちろん、かぜ、頭痛・腹痛、胃腸薬などを平生から袋に入れて用意しておく。 掛かりつけの医者に頼めば、少しぐらいなら予備的な薬を処方してくれる。

6.貴重品類

1)クレジットカード
クレジットカードは,万一に備えて,できれば違うクレジット会社のものを2枚以上持つ。 利用限度額が高くても,最近の利用が多くて決裁前の状態であると,利用できる額が少ない。 JCBは外国で利用できるところは少ない。 有効期限にも注意。有効期限が旅行の途中で切れそうな時は,予めクレジット会社に依頼するとカードを早く作ってくれる。 ただし,申し込みから入手までの期間は短くないので注意。

2)外貨用財布
同じ財布に通貨が同居している不便さは想像以上。2つ用意し,旅行中は予備として用意した方に日本円、国内用カード・鍵、不要の現金類を入れておくとよい。飛行機に乗ったら、周りに見られないように財布の中身を入れ替える。

3)パスポート
何はともあれ、なくすと大変。なくしにくいがいつでも取り出せるという保管場所を考える。これがないと、ユタ州などでは酒も買えないことがある。

4)現金
万一を考えて使う予定の金額に十分な余裕を加えて持っておく。現金は分散して携帯する。

5)住所録
住所録、電話録は重要。平生から携帯用にリストを作っておく。 現地で利用できる携帯電話があれば,これに電話番号を入れておけば,簡単に電話できてよい。

7.資料・文具

どんなに語学が達者でも辞書は必需品。最近では電子辞書の機能が上がって便利。軽い上に検索が早く,とても役に立つ。

8.器材

電源は、国によって大きく異なる。たとえば、米国では一般用は120Vで、実際にはこれより数パーセント高いことがある。 台湾でパソコンの電源部を焼いてしまった人もあるので、注意。小型の変圧器が各国に対応した数個のコンセント付きで市販されている。

9.みやげ

1)先発者へおみやげ
日本を離れてしばらく経つと、食べたいものが出てくる。先発者やアテンダント(付き添い人)などに何がよいか、経験者に聞く。 納豆やインスタントみそ汁などが喜ばれることが多い。 1)外国人へのおみやげ 外国人で,日本の食生活を知らない人は,日本の納豆やみそ汁は苦手である。日本酒の高級品の味もあまり理解されない。 個人の場合,例えば,千代紙を持っていき,丁寧に折り鶴を作ってあげたりするととても喜ばれる。工夫して自分のスタイルを作るとよい。

10.雑

1)出張時の連絡先
旅程表・連絡先のメモを家族に渡しておく。緊急時の電話・FAX連絡が可能なように、電話のかけ方もよく書いておく。 合わせて時差も分かりやすく示しておく。その際、夏時間を考慮する(例えば米国では、概ね4月から10月まで1時間早くなる)。
家などからFAXを打てるなら、宛先だけ英語で書けばよいので会話上の問題がなく、これが断然便利。 宛先などを入れたフォームシートを作っておけば万全。

2)ひまつぶし
旅先では飛行機便の欠航など、思わぬ待ち時間ができる。文庫本など小さくて時間をつぶせるものを用意しておく。

(こなみ もりよし)


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