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夫婦円満の型の違い 小波盛佳
夫婦げんかは犬も食わないと言われます。
仲裁しようとして片方を叱っていると、突然2人で口をそろえて仲裁人を攻撃するなんてことは、
落語ならずともよく聞く話です。
仲裁するのが難しいのは、カップル毎に結びつき方とけんかの仕方に個性があるからでしょう。
夫婦円満にも個性があり、多くの型があります。その型を挙げて説明を加えました。
2004年 6月20日
2006年 4月22日改
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円満の組みあわせをつくってみたところ、A系とB系の2つの大きな流れに分かれました。Aは、「にぎやか密着」系、Bは「控えめ平行」系とでも呼んでおきましょうか。
A おしゃべり型
なんでもよく話して、お互いを理解しあう。ちょっとぐらいうるさくてもたくさん話をしていれば、コミュニケーションが取れると信じている。
B 寡黙型
最小限の言葉でツーと言えばカー。あまりしゃべらなくても、お互いの心がわかっているつもりなので、話をする必要性を感じない。
A ニコニコ型
とにかく楽しくしようと心がけている。
両方のバランスが取れていることは少なく、おとなしい方がニコニコ型の相手によって救われていることが多い。
B 自然体型
お互いあまり力まないで自然体でいる。自然なのが一番さと言う気持ちで、あまり積極的には相手に合わせない。
笑いかけない代わりに、怒ったりがっかりしてもあまり顔に表さない。
A 敏感型
相手の気持ちを素早く察して行動する。滅私奉公的な感覚で人に尽くすことが嬉しい。
またはお互いに気遣うことで、結びつきが深くなると信じている。一方で気が利かない相手を見る目が厳しいこともある。
B 鈍感型
お互いに気兼ねをしない。相手がどういうことをしようが、考えもしないので気にしない。
たまに気になっても、問いただすような厳しさは見せない。
A 同調・同行型
相手に合わせて行動し、考えを同じくしようとする。一緒であろうとするあまり、相手を独占・干渉する感覚に陥りやすい。
B 寛容・独立型
相手の行動を妨げず、互いに独立していて自由な行動を容認する。
お互いが勝手にしていることから、相手への関心が薄くなり、心が通わないほど疎遠になってしまう恐れもある。
A 共同協力型
2人で同じ作業をして協力する。話しながら作業できるものでは、時間が有効に使える。
また、同じ作業をすることで、感覚を共有できる。一緒にやった方が気持ちが盛り上がって速くできることもあるし、
かえってダレてしまって遅くなることもある。
B 分担協力型
作業を分担し、それぞれが別の行動をして、協力する。
得意なところを分担しあうことで、作業としての見かけ上の効率は一般に高い。
ともに行う場面がないために互いの絆を作るには不向きなことが多い。
円満の形は、時代によって、その環境によって違います。
まして、宗教などが絡めば、大きく違うものになるでしょう。
自分たちの関係を分類のそれぞれの型にあてはめてみてください。
そして、もしその型であるために好ましくないことがあると思われるカップルは、対照の型を参考にして、その長所を生かすように努めてみましょう。
二人で考え、作り上げていくことに楽しさを見いだしてください。
(小波盛佳 Moriyoshi Konami)
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