>> 技術者のための発想法と実現法 セミナー                小波盛佳

新しい時代を切り開く技術の発想と実現<実習付>
   -発想する手順とヒントを知って実用化する、技術者の経験に基づく講座-
2019年11月
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■ セミナー案内

開発や設計技術が従来のままでは取り残されます。課題を解決するだけでなく、問題を発見する力が必要です。AIやIoTなどに伴う激しい変化にあって、新しい発想で切り開く時代です。アイデアを創出する力は、訓練によって向上します。そこで、技術者が、これまで自ら発想し設計・開発・推進の仕事に活かしてきた経験を基に、発想とそれを実務に利用する流れと方法を示します。
まず、創造のための流れについて学びます。発想のツール、マンダラートやマインドマップといった先人の発想法や、ロジカルシンキングを概説します。連想を促すTRIZやオズボーンのリストには、それを利用した多くの例を挙げます。さらにことわざ連想法など、演者独自の新しい発想・連想法を提示します。開発・設計の技術にとって多くのヒントを元にする実用的な発想法として、実例を豊富に挙げて説明します。 実習では、アイデアを絞り出す感覚をつかみます。その発想から実現可能なものに絞り込んでとりまとめ、実現へと進む流れを示します。日本創造学会の成果にも言及します。
テキストは分かりやすい文章の読み物で、受講後にも引き続き復習と自主的な実習、そして実際の発想に役立つ考え方を勉強できます。発想に役立つ考え方と発想のヒントを資料として提供します。

■ セミナーのプログラム

第1章 発想から実現へ
1. 技術活動には発想が必要
2. 新しいアイデアを生む守破離の流れ
3. 課題発見・解決と発想
4. 発想から実現への流れ
5. 創造性のレベルと訓練
第2章 発想の方法
1. 発想の基本
2. アナロジーは発想の宝庫
3. 発想法の分類
4. NM法
5. ヤング法「アイデアの作り方」
6. マンダラート
7. マインドマップ
8. シーズとニーズからの発想
9. 逐一反問法
第3章 発想のヒント
1. TRIZの発明原理
2. オズボーンのチェックリスト
3. 小波の追加リスト
4. 単位洗い出し法
5. ヒント連想の考え方
6. 動詞連想法
7. 形容詞連想法
8. 接続語連想法
9. ことわざ連想法
10. オノマトペ感覚法
第4章 発想のための基礎固め
1. 発想の基になる力
2. 発想のための姿勢
3. アイデアを出す環境づくり
4. 情報の収集と知識の獲得
第5章 アイデア創出の実行
1. 発想の下準備
3. コストの考慮
3. アイデアの出しあい方
4. 思いつきへの対応
5. 発想の範囲を広げる工夫
第6章 アイデアのまとめ方
1. 推論の型
2. 推論の進め方
3. ロジカルシンキング
4. KJ法Ⓡで整理する
5. 概念を図示する
6. 文章にまとめる
7. アイデアを評価する
第7章 実務における対応
1. アイデアを実施に移す
2. アイデアから知的財産へ
3. トラブル防止のための対応
第8章 まとめと勉強の方法
1. 各種の発想法の利用法
2. アイデア創出から評価までの手順
3. 発想のための勉強法

■ 実務に役立つ付録資料   

1 マンダラート例 100歳まで充実して生きるために
2 TRIZの40の発明原理
3 オズボーンのチェックリスト
4 小波の追加リスト
5 「単位洗い出し法」に用いるSI単位の次元と記号
6 「動詞連想法」に利用する動詞
7 「形容詞連想法」に利用する形容詞
8 「接続語連想法」に利用する接続語
9 「ことわざ連想法」に利用することわざ
10 ブレインライティング・シート
11 採用された開発テーマの公的資金申請書(要約)例
12 発想に役立つ考え方
13 汎用的に利用される概念
14 ChatGPTを利用した発想

(こなみ もりよし)


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